名探偵コナン第13話「奇妙な人捜し殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

巷では10億円強盗が世を騒がせる中、毛利探偵事務所に広田雅美と名乗る地味な女性が訪ねてきた。鬼気迫る表情で、父親探しを依頼してくる雅美。
タクシー会社を辞めてしまった父親は、ゴウ、カイ、テイ、オウという4匹の猫を飼っている。つなげると競走馬の名前になることから、競馬場へ向かうコナンたち。
そこで父親を無事発見するも、後日自宅で首をつった状態で発見された。。。

みどころ

#阿笠博士の発明

「犯人追跡メガネ」の登場。シールタイプの発信機をつけると、メガネのレンズに位置が示されるというもの。
今回はコナンが蘭にシールを貼ろうとしたところ、誤って依頼者の時計に貼ってしまったことが、のちの捜査に役立ちました。

#広田雅美

この回、前半と後半ではまるで展開が変わるんですね。そのキーパーソンが、広田雅美。
前半は父親を探す娘に扮し、失踪事件として展開していきます。中盤で父親とされる人物が死亡することで、コナンはこの事件の不可解な点に気づき、後半広田雅美は、強盗グループの一味であることが明らかになっていきます。やがて物語は、10億円強盗グループに関連した殺人事件へと発展することになります。30分アニメとはいえ、なかなか作りこまれていますね!

#黒ずくめの組織(ややネタバレあり)

実は依頼人である広田雅美さん、黒ずくめの組織とつながりのある人物です。
この話ではそこまで明らかにならないものの、いろいろな人物に変装したり、どこまでが演技なのか謎を残したまま、
ラストまでこの話の中心人物として立ち回ります。コナンとの絆のようなものも醸しつつ、エンディングに突入。
アニメだとエンディングソングの後に後日エピソードがお決まりですが、この回はそのまま次回予告になっちゃいますね。
つまり広田雅美さんがその後どうなったか、わからないまま終わります。