名探偵コナン第12話「歩美ちゃん誘拐事件」のあらすじ・感想

どんな話?

公園でかくれんぼ中のコナンたち少年探偵団。元太がオニ(探偵)役になったが、歩美ちゃんがなかなか見つからない。コナンが探偵団バッジで呼びかけると、歩美ちゃんは車のトランクの中にいることがわかった。

駐車していた公園脇から、すでに発進してしまった車。手がかりを探すためトランクの中を調べると、ノコギリと女の子の首が見つかった。新聞をにぎわせている、「美少女誘拐事件」の犯人グループの車なのか!?
運転中の男たちに気づかれないよう、歩美を助けにいく少年探偵団。阿笠博士が発明してくれたスケボーのソーラーエンジンは、日没までの2時間半がリミット。それまでに、歩美ちゃんを無事見つけ出せるのか!?

みどころ

#阿笠博士の発明

初めて少年探偵団向けの発明品、「探偵団バッジ」が披露されます。超小型トランシーバー内蔵で、周波数を合わせれば無線通信が可能。
この探偵団バッジは回を追うごとにどんどんアップグレードしていく、少年探偵団の必需品になっていきます。
そしてもうひとつが、ソーラーエンジンで駆動するスケボー。こちらもコナンくんの必須アイテム。特に近年の映画では頻出アイテムのひとつですね。

#コナンと歩美ちゃん

かくれんぼの最中、偶然美少女誘拐事件が起きていることを知るコナンと歩美ちゃん。
歩美ちゃんは自分の身を案ずるものの、「いざとなったらコナンくんが守ってくれるもんね」と楽観的。
登場初回からコナンくんに気がある素振りを見せる歩美ちゃんですが、「私たち、結ばれる運命だもん」とだいぶお気持ちが伝わる発言ですね。
一方コナンは、光彦と元太の様子から、二人が歩美ちゃんに好意を寄せていることに気づきます。
グループ内の恋愛は、いずれ殺人事件が起こるフラグ・・・ではないですよね笑

久しぶりに少年探偵団にフォーカスされた今回。
グループ内の恋愛事情も垣間見えるなど、各キャラクターの個性も見えてくる良回でした。