名探偵コナン第64話「第3の指紋殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

日曜日、小五郎の刑事時代の先輩である寺岡警部の自宅バーベキューに招かれた小五郎、蘭とコナン。寺岡は捜査4課、暴力団担当の警部として現役で活躍している。
バーベキューの間、たびたび時計を気にする寺岡の様子を不審がるコナン。とそのそき、寺岡の携帯が鳴った。暴力団幹部の松山が、「人を殺した」と連絡してきたらしい。
松山に自首を勧めるため、一人で港湾ふ頭へ向かおうとする寺岡。しかし寺岡の身を案じる小五郎が、一緒に着いていくことになった。
上着を取りに家の中へ行った寺岡は、なかなか戻ってこない。車に乗り込む様子になにかを感じたコナンは、蘭とともにタクシーでふ頭へ向かう。
そこには、寺岡の車の隣で一人待つ、小五郎の姿があった。小五郎と合流したコナンたちが話していると、一発の銃声が響いた。急いで駆けつけると、そこには立ちすくむ寺岡と、倒れた松山の姿があった。
目暮警部がやってきて、現場検証が行われる。寺岡の説明によると、銃を手にした松山ともみ合ううち、偶然松山の身体を撃ちぬいてしまったらしい。小五郎は事故を主張するが、コナンは寺岡の犯行を疑う。
後日、目暮警部が探偵事務所を訪れる。凶器となった拳銃には、寺岡、松山のほかに、第3の指紋が検出されていた。そのことを聞いた寺岡は、ひどく驚いた表情だったという。
いったい誰の指紋なのか?コナンは、寺岡の犯行を立証できるのだろうか?

みどころ

#殺人事件

主要な登場人物は、コナン、蘭、小五郎を除くと目暮警部、寺岡警部、奥さん、被害者と6人。
コナンが気づく違和感を手掛かりに、登場人物の不可解な行動を推理するための描写がふんだんにちりばめられています。
象徴的なシーンとしては、奥さんが2階を心配そうに見ているシーン、寺岡警部が車に乗り込むシーンです。

#ひとこと

いつもは鈍感な小五郎も、「身内のウソに鼻が利く」という一面があったりします。それが、今回は不発。
いったいなぜか。最後の自白シーンで、カネと引き換えに情報を渡していたこと、いずれバレたときのために、拳銃を準備していたことが明かされます。
こうした利己的な性格から、実は(ポンコツ刑事の小五郎とは)そんなに仲が良くなかったのでは?と思いましたが、エピローグの蘭の発言からその線は低そうですね。
小五郎が名探偵化する条件は、なんなんでしょう?
今後の小五郎の行動から、改めて推理してみることにしようと思います。

コナンクイズ(ドラッグすると、答えが見れます)

1.寺岡警部の昔話で披露された、刑事時代の小五郎のあだ名は?? A:はずれデカ毛利
2.寺岡警部の家でコナンが観たテレビ番組は? A:仮面ヤイバー

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