名探偵コナン第63話「大怪獣ゴメラ殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

阿笠博士の友人で、ゴメラ生みの親である映画監督の三上氏の好意により、撮影スタジオを見学にきた少年探偵団。
美術安達、ゴメラ俳優の松井、女優の坂口友美など、ゴメラを愛するスタッフたち。
そこへ、映画プロデューサーの亀井がやってきた。収益性の低いゴメラを疎ましく思うプロデューサーに対し、スタッフたちは一様に侮蔑の表情を浮かべる。
少年探偵団は、松井に案内され倉庫へやってきた。そこには、ゴメラの撮影に使われてきた、怪獣の着ぐるみなどの小道具が収納されている。
見せたいものがある、と小道具を取りに室外へ出た松井。いくらもしないうちに、突如松井の悲鳴が聞こえてくる。急いで松井のもとへ駆けよる、コナンたち少年探偵団。
そこには、左足を刺された松井がうずくまっていた。松井によると、ゴメラの着ぐるみをきた人物に鉢合わせ、急に足を刺されたらしい。
コナンはすぐに着ぐるみを追う。撮影ブースにたどり着くと、ジオラマの真ん中には誰かを待っている様子のプロデューサー亀井の姿があった。そこへ現れたのは、コナンたちが追っていたゴメラの着ぐるみだった。
少年探偵団が見守る前で、ゴメラは亀井に近づくと、迷うことなく腹を刺した。
すぐに立ち去ったゴメラを、急いで追いかけるコナンたち。足跡を頼りにビルの屋上までたどり着いたものの、そこにゴメラの姿はなかった。コナンが地面を見下ろすと、燃える着ぐるみだけが残されていた。
通報を受け、目暮警部たちがやってきた。撮影スタッフに対する事情聴取と、現場検証がはじまる。
事件当時、試写室でラッシュを観ていたスタッフを除くと、アリバイが不明なのは監督の三上氏をはじめ、松井、坂口、安達の4名。
一方現場から逃げるゴメラを一本道で見失ったコナンは、トリックの解明に取り掛かる。。

みどころ

#阿笠博士

実は目暮警部と阿笠博士の初対面。目暮警部は新一から、「いつもみょうちきりんな発明をしている」と聞いていたようです。
また、今回初の探偵役となった阿笠博士。意気込んでいる阿笠博士は、推理ショーがはじまると、勝手に自分の推理を話し始めてしまいます。
コナンの正体を知る阿笠博士は、もちろん麻酔針で眠らせる必要はありません。この後もたびたび口パクを頼まれるようになりますが、なかなか慣れない初舞台となりました。

#ひとこと

まあまあ雑な事件。
計画性がありそう(きっかけは1週間前)で、結局誰の犯行に仕立てるつもりだったのかが不明です。
階段の足跡トリックは、位置関係的にバレずに階下に逃げられるんでしょうか?
子供たちがいなかったとき、だれをアリバイ証人にしようとしたんでしょうか?
犯人の「心残りは、子供たちにあんなところを見せてしまったことだけ」というセリフもピンときません。うーん。

コナンクイズ(ドラッグすると、答えが見れます)

1.指輪の妖精の名前は? A:エメラ
2.ゴメラが公開されたのは事件後何か月後? A:2か月後

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