名探偵コナン第68話「闇の男爵(ナイトバロン)殺人事件(事件編)」のあらすじ・感想

事件種別:殺人
場所:伊豆
主要キャスト:蘭、小五郎

どんな話?

阿笠博士が申し込んだ「伊豆ミステリーツアー」に参加することになった、小五郎、蘭にコナン。
ツアー中に主催者を見つけると、宿泊費がタダになるうえ、極秘プログラムのフロッピーディスクが手に入るらしい。
主催者が扮しているのは、ナイトバロン。コナンの父である工藤優作が書いた、ミステリーの主人公だ。
ツアー参加者は、小五郎たちを除くと7人。
ロビーでの参加者たちとのやりとりから、ミステリーツアー参加の動機が引っかかり出すコナン。
参加者のお目当ては、どうやらフロッピーディスクの方らしい。
いったい、中身はなんなのか?

ホテル2階のベランダで考え事をしているコナン。すると、背後から近づく人影が・・・。
その姿は、なんとナイトバロン!!
気配を感じて振り返ったコナンだったが、その瞬間、ナイトバロンに突き落とされてしまう。
幸い、落ちたところはホテルのプール。
すぐさまナイトバロンを追うコナンだが、すでに姿は見えなくなっていた。

夕食で食堂に集まったツアー参加者たち。コンピューター会社オーナーの金城を見つけ、探りを入れるコナン。
なぜ極秘プログラムとしか公表されていないフロッピーディスクの中身を、ツアー参加者は「ウィルス」だと思っているのか?
実は、そのコンピュータープログラムの名称も「ナイトバロン」だという。
そのため、ツアー主催者名が同じこのツアーに参加しているのだった。

参加者たちの狙いや、その素性が徐々に明らかになってきた、ツアー初日の夜。
次々と頭上を見上げる観光客たち。
暗闇を切り裂いて落下してきたのは、なんとナイトバロンだった。
人々の目の前でホテル上空から落下してきた怪人は、銅像が掲げる剣に突き刺さってしまったー。

みどころ

#ナイトバロン(闇の男爵)

工藤優作のミステリーに登場する、神出鬼没の怪人。
世界的に人気を博している推理小説シリーズの主人公。怪盗でもあり、殺人鬼でもある。
黒いシルクハットに全身を包む黒いマントをまとっており、顔には不気味に笑う仮面を身につけている。
ついにナイトバロンが初登場。小説では正体不明ですが、本事件ではコンピューターウィルスの通称であり、謎のツアー主催者として登場します。
個人的にはデザインが不気味で好きです。
特に、出だしでいきなりコナンの背後に立つナイトバロンは、その後の行動含めて怖い。昼間会っても、めちゃ怖い。

#フロッピーディスク

2022年現在は生産終了しており、その姿を見ることはないフロッピーディスク。
放映当時(1996年)は主流の記録媒体でした。
一般的にはほとんど使われていないFDですが、近年でもゲームソフトとして販売されたり、官公庁では現役で使われている、という話もあるようです。

#ひとこと

ケータイと公衆電話が共存する世界

コナンクイズ(答えはぜひアニメで見つけてください!)
1.事件が起きたホテル名は?? A:伊豆プリンセスホテル
2.阿笠博士のエプロンに描いてある野菜は? A:ニンジン

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