名探偵コナン第19話「エレベーター殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

トップデザイナーの芦屋映子に、自身のブランドのモデルとしてスカウトされた蘭。以前から芦屋のファンだった小五郎と、コナンとともに衣装合わせのためビルへ向かう。
そこには映子のほかに、フィッティングを手伝いに週末出勤になった秘書の美香がいた。彼女は辞表を提出済みで、映子とのやりとりはギクシャクしている。
「美香が携帯に出ない」と慌てる映子とともに8階へ向かうと、エレベーターのドアに挟まれた状態で死んでいる美香の姿が発見された。
床の足跡などからビル荒らしの犯行と決めつけている映子の様子を見て、コナンは彼女を疑い始めるが。。。

みどころ

#半分古畑任三郎パターン

冒頭犯行準備をする犯人の様子が描かれています。実際の犯行はアニメ中盤ですが、このフラグの立て方は明らかに犯人だよね、
という仕立てになっていますね。また犯行後、犯人の素行も非常に怪しいです。
一方でタイミング的に犯行が難しい、というアリバイにも守られています。そのアリバイトリックをどう解明するのか、というのがこの回の最大の見どころです。

#コナンの観察眼

悪い意味で、勘繰りすぎのコナンくん。
冒頭芦屋映子のバッグが大きいタイプなのを不思議がり、蘭に質問。殺された美香のジャケットの肩に折り目があるのを、
「身なりに気を使うファッション業界の人が・・・」と疑問に思うコナン。
いずれも謎解きのポイントになっているとはいえ、あまりにも都合がよい気がしました。。

#ひとこと

今回の事件、推理までの流れがけっこう乱暴で、証拠が見つかる経緯も雑な印象。それに自分で毛利小五郎の娘をスカウトしておいて、
その日に犯行に及ぶという点も、けっこう強引で無理がありますね。

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