名探偵コナン第61話「幽霊船殺人事件(前編)」のあらすじ・感想

どんな話?

瀬戸内海にある敷島。嵐の翌朝、村長や漁師たちが港に集まっていた。沖には、7年前に沈没したはずの竜神丸という船の姿があった。
金塊が積まれていたはずの船内は、空っぽだった。沈没したはずの船が現れたことで、漁師たちは「水軍様の祟り」と噂する。
数日後、村おこしの一環として講演会を頼まれた小五郎は、蘭とコナンを携えて敷島にやってきた。船着き場では、村民一同の大歓迎。
講演会場に向かうと、歓迎の宴会が用意されていた。その席で小五郎は、村長の三上から消えた10億円の金塊探しを依頼され、引き受けることになる。
近くの水軍資料館を訪れたコナンは、「水軍の祟り」と呼ばれ村民が恐れる言い伝えを耳にする。
過去には島の財宝を探しにきた大学教授が行方不明になったことから、村民の中には祟りを本気で信じている者も多いようだ。
村長の娘、鈴に連れ出されたコナンは、灯台守の浜田と、東都旅行社上原の小競り合いを目にする。
講演会本番。すっかり泥酔した小五郎が壇上でくす玉に手をかける。臭いでガソリンが仕込まれていることに気がついたときには、
すでに小五郎はくす玉に結わえられた糸を引いていた。爆発し、壇上に落下するくす玉。幸い、小五郎はおしりの火傷だけで大事には至らなかった。
くす玉爆発を「不運な事故」として平謝りする村長。どうやら、警察沙汰にはどうしてもしたくないらしい。
その夜、物音で目を覚ました小五郎は、今にも襲い掛かろうとする水軍の甲冑を目にする。蘭にも気づかれた甲冑は、外へ飛び出し幽霊船へと向かう。
追いかける小五郎。幽霊船までたどり着くと、甲冑に背後を取られ、気絶させられてしまう。
村には、半鐘が鳴り響く。
慌てて表へ出た蘭とコナンのもとへ、村民に抱えられた小五郎が現れた。
幽霊船まで向かうと、そこには甲冑を着たまま絶命している灯台守の浜田の姿があった。。。

みどころ

#アニメオリジナル

こちらはアニメオリジナルのエピソードです。「どんな話?」の分量からわかるように、情報量がとんでもなく多いです。
登場人物、背景設定も細かいうえに、場面の転換がとにかく多い。24分間、休む間もなく事件が展開していきます。
まさにアニメ班の気合を感じる作品でした。

#宝探し

映画の題材にもなったことがある、名探偵コナンでよく見かける宝探しパターンですね。
本編で、小五郎は最初「天下の名探偵が、宝探しのマネなんぞ・・・」と否定していますが、報酬があるとわかったとたん、コロッと態度を翻しています。
たしかに宝探しエピソードって、少年探偵団がメインのものが多いですね。

#ひとこと

推理モノとしては、背景や人物描写に凝ってる一方で早々に犯人の目途が(以下割愛・・・

コナンクイズ(ドラッグすると、答えが見れます)

1.村長が小五郎にお酌している日本酒の名前は? A:島酒
2.小五郎の宿泊先の名前は? A:山鹿苑

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