名探偵コナン第20話「幽霊屋敷殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

以前殺人事件のあった4丁目の屋敷前を通りかかった歩美が、人魂を目撃。放課後お化け退治に向かうことになった少年探偵団。
秘密の入り口から入った4人は、屋敷内部の探検をはじめる。不気味な彫刻や、風で開く扉など、幽霊の存在は見られない。
そんな中、一人でトイレに向かった光彦が地下への階段を発見。直後、悲鳴とともに光彦の姿が見えなくなってしまった。
歩美ちゃんと元太に部屋を出ないよう指示し、コナンは光彦の捜索を始めた。
誰にも見つからないように作られた秘密の入り口、水の出る水道など、誰かが出入りしていることを確信しているコナン。
果たして、屋敷の怪現象は本当に幽霊の仕業なのか!?

みどころ

#阿笠博士の発明

伸縮サスペンダーが登場。カートを押す女性の姿が消えた地点で、地下階段への扉を開ける際に使用。
以降のシリーズでもいろいろな使い方が登場します。
初期はサスペンダーにブレザーが定番だったのですが、回を重ねるごとにファッションのバリエーションが増えていくコナンくん。
今でもブレザー姿で登場する際は、「サスペンダーを使うのかな?」と勘ぐってしまいます笑。

#米花町

今回の舞台は米花町4丁目にある古びた洋館です。
エピローグで、歩美ちゃんが今度は2丁目でお化け屋敷を見つけた、という話をします。
「えとうさん」という家で、実は工藤新一の実家であることがわかります。
その際、工藤家が2丁目にあることが判明します。のちの情報から、正確には「米花町2丁目21番地」です。
これはご存知の方も多い通り、シャーロック・ホームズの下宿場所である「ベイカーストリート221B」から取られています。
また22番地にあるのは、阿笠博士の自宅です。

#ひとこと

幽霊騒ぎなど不気味なテイストでしたが、実際は悲しい家族の事件だった本回。
少年探偵団の好奇心が、苦しい呪縛から母子を解放する結果をもたらしました。

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