名探偵コナン第39話「資産家令嬢殺人事件(前編)」のあらすじ・感想

どんな話?

四井グループ会長の一人娘、麗花の誕生パーティーに招かれた小五郎、蘭とコナン。会場には、麗花の花婿候補と目されている
一枝隆、二階堂優次、三船拓也、五条修の四人も集っていた。麗花を含め、彼らは同じヨットクラブのメンバーでもあった。
夜になり、何者かによって車がパンクされるといういたずらが発生。
麗花は帰宅を拒み、ヨットクラブメンバー四人、家政婦の米、麗花のおじである六田と、小五郎たちといっしょに別荘にとどまることになった。
全員がトランプをする中、着替えにいった麗花がなかなか戻ってこない。全員で手分けして探すことになった。
森を探す途中、庭の噴水で二階堂が溺死しているのが発見された。怪しいのは、行方不明である麗花か⁉
眠りについてしまった蘭を米に任せ、全員でお嬢様探しを再開した小五郎たち。そんな中、屋敷の電気が消え、犯人を探しに森へ飛び出した小五郎たち。
屋敷に一人取り残された蘭のもとへ駆けつけたコナンは、キッチンで何者かに襲われた直後の蘭を発見した。
蘭に二階堂とのつながりはないため、無差別殺人の可能性も出てきた。
いったい犯人は誰なのか?行方不明の麗花お嬢様なのか?

みどころ

#クローズドサークル

今回は山奥の別荘が舞台です。当夜は雨がひどく、走ることのできた小五郎のレンタカーも犯人によってパンクさせられてしまいます。
また、電話線も切られ、外部と連絡が取れない状態。外界と隔離された空間で、取り残されたパーティ参加者たちが行方不明のお嬢様を探す中で事件が進行していきます。
はじめは外部犯を疑いますが、途中で行方不明の麗花含め、取り残されたメンバーに疑いの目が移っていきます。

#ひとこと

花婿候補のひとり、三船は小五郎が「冴えない中年のオッサン」であることを見抜いたり、麗花お嬢様におべっかを使わなかったり、
頭が切れて気骨のある人物として描かれています。これまでロン毛=チャラ男というステレオタイプ的なキャラクターが多かったのですが、
三船は違うパターンだったため、心地よい違和感がありますね。

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