名探偵コナン第55話「列車トリック殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

依頼人が正体してくれた温泉旅行の帰り道、小五郎と蘭、コナンの3人は、湯の山線に乗り込んだ。
その列車で、偶然乗り合わせた旅行客が口論する場に居合わせてしまう。口論していたのは、同じ旅館に宿泊していた医師だった。
口論の末、怒った伊達医師は別の車両へ移動してしまう。
終点の花の街駅に到着すると、東京行きは花の街線に乗り換えることになる。駅でふたたび伊達医師と合流したコナンたちは、これから乗ろうとしていた花の街線の車内から、医師の遺体が発見されたことを知る。
現場に向かうと、死んでいたのは内海医師。伊達医師や佐藤医師と同じ医師会に所属しており、帰りはひとり花の街線に乗っていたことが目撃されている。
遺体の損傷や持ち金が盗られていることから、強盗殺人が疑われる。しかしコナンは遺体の状況から、塩化カリウム注射による殺人であることを見抜いた。
おそらく医師仲間の誰かが殺害したに違いないが、同じ花の街線に乗っていた者はいない。犯人は、いったいどんなトリックを使ったのか。。。

みどころ

#列車トリック

状況証拠は医師の誰かが犯人であることを示していますが、「別の電車に乗っていた」というアリバイがありました。
犯人が利用したのは、「花の街線」と「湯の山線」のダイヤと乗り入れを利用した、列車トリックです。
そう、週末の昼過ぎにBSでやってそうな、列車トリックがこの話のポイント。
ちなみにこの列車乗り換え、ダイヤ上は不可能なんですが、忘れ物連絡で電車の発車を遅らせる、というけっこう無理やりな方法で移動を成立させます。
ここらへん、個人的に美しさを感じません。警察の捜査が進んだら、後々焦点になりそうな気がしたのですが。。。
とはいえ、最終的には決定的な証拠を示すことで、キレイに解決。

#目撃者

コナンが「強盗じゃない」と確信したのは、目撃者のおばさんがとんでもなく派手な服装だったから。
このおばさん、4本の指に指輪をはめ、ネックレスは真珠を含め5本、大きなイヤリングに花をあしらった真っ赤な帽子など、これでもか、と金持ち感満載です。
バッグもCHANN〇Lぽいものを持ってるんですよね。この人、こんな格好でひとり温泉旅行してたのでしょうか。バッグは小さいので、同行者がいたのか。。。
見た目は派手ですが、案外印象に残らない人物です。

#ひとこと

伊達先生の声って、白鳥警部ですよね。このせいで、白鳥警部が出てくるたびに怪しく見えるんじゃないか、と勘ぐっております。

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