名探偵コナン第45話「顔パック殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

女性実業家の児島郁子社長が、自宅で顔にパックをしたまま絞殺された状態で発見された。防犯カメラの映像とガードマンの証言から、
目暮警部は死亡推定時刻が夜の9時10分~20分の間と考える。容疑者は当日自宅を訪れた、専務の吉岡、娘の千尋、証券マンの泉。
泉は被害者から訴えられかけていた。株式投資でつくった損失は、3億円に上る。
ただし泉は、9時40分ごろに小五郎たちと米花町で会っていた。事件現場から、車で50分~60分の距離だ。
残る2人にも、殺害動機があった。娘の千尋は、結婚相手の問題で母親に絶縁されていた。借金を申し込んで、手ひどく断られてもいる。
一方の吉岡も、仕事で社長の郁子と対立し、「いつか殺してやる」と周囲に漏らしていたそうだ。
一同は当日の防犯カメラの映像を観ることにした。死体を発見したと話す吉岡は、家から出てくるまでに20分も経過している。
横領の証拠を持ち帰ったという吉岡を聴取することにした目暮警部。
しかし、人に会う予定がある人物が、顔パックにガウン姿というのが引っかかるコナン。
そのとき蘭の何気ないひと言で、顔パックした人物が郁子氏ではなかった可能性に気づいた。。。

みどころ

#二重トリック

久しぶりにひとひねり効いたミステリーです。
具体的には、真犯人による犯行後、犯人のアリバイを作ってしまうような行為を、別の人物が行ってしまったのです。
30分アニメですので、登場人物だけである程度推理できるはず。冒頭警報が鳴り、パック姿の被害者?が応対するシーンから始まる演出も、
ミステリーの構成として秀逸だと思います。

#ひとこと

「君が警察を辞めたのは大きな損失だったよ」とは、事件解決後、目暮警部が小五郎に掛けた言葉。
警部の人柄がにじみ出ている発言ですねー。

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