名探偵コナン第49話「外交官殺人事件(後編)」のあらすじ・感想

どんな話?

前回のあらすじ)
息子の恋人の素行調査を依頼され、依頼者宅にやってきた小五郎、蘭、コナンと、新一を探しに来た服部平次。しかし訪れた家の主人である外交官の辻村勲が、何者かに毒殺される事件が発生。
いつもなら張り切って捜査するコナンだが、風邪薬として平次に飲まされた中国の古酒、パイカルの影響か、風邪はますますひどくなる一方。

独自に捜査を進めていた平次は、いくつかの証拠から犯人にたどり着いたと確信する。目暮警部ら全員を集めて、推理ショーをはじめた。
一方で風邪が悪化するコナンを心配した蘭は医者を呼ぶ。コナンの寝ている寝室に駆け付けるが、そこにコナンの姿はなかった。
犯行時刻のアリバイから、平次は勲の父親、利光氏が犯人であると告げる。密室を作ったトリックに用いられたのは、和室のごみ箱に捨てられていた針付きのテグス。
利光氏が釣り好きであること、事件後和室にいたことから、追い詰められた利光氏が犯行の自白をはじめる。
「勝った」平次が新一との推理勝負に勝利を確信したその時・・・
「いや、そいつは違うな」
部屋の入り口にいっせいに視線が集まる。そこにいたのは、行方不明と言われていた”東の”高校生名探偵、工藤新一だった・・・

みどころ

#工藤新一

つつつついに工藤新一復活!1話で幼児化して以来、はじめてご本人登場です。
新一に戻るきっかけを与えてくれた服部平次とは、このときが初対面です。
平次がアリバイ工作に利用されていることを見抜き、あざやかな推理で真犯人を突き止めます。

ちなみにコナンに戻った後、意識を失いながら「この事件に新一がかかわったことは内緒に」と蘭に伝えます。
これが、黒ずくめの組織に対する防衛策として、今後も利用されるんですね。
これまでどちらかと言えば目立ちたがり屋だった新一が、周りから変わったな、と思われるきっかけになりました。

#服部平次

今回は平次の推理ショーが開かれます。結果、彼は真犯人の思惑に乗せられてしまうのですが、彼の行動力や早とちりしてしまう性格が
垣間見えるエピソードだったと思います。また、勝手に新一との推理勝負を持ち掛けるあたりも平次っぽい。新一いないのに笑

#毛利小五郎

後編では平次の推理ショー冒頭にしか発言ありません笑

#ひとこと

名探偵コナンのメインエピソードにとって重要な回。
ですが、個人的に次のエピソードが一番好きなので、エピローグで少年探偵団が出てくるあたりがもっともワクワクするポイントです。

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