名探偵コナン第37話「サボテンの花殺人事件」のあらすじ・感想

どんな話?

毛利探偵事務所に、人探しの依頼がきた。依頼人は典子と言い、旅先の信州で出会った男を探していた。
手がかりは、その男が乗っていた赤いスポーツカーと、似顔絵。
小五郎は恋の相手と決めつけるが、典子が描いた似顔絵の表情が気になるコナンは、独自に捜査を進めることに。
典子の家に向かったコナンは、勤め先の商社を病気で休んでいること、元カレにきっぱり振られてしまったことを知る。
一週間後、少年探偵団とともに水族館へ向かう途中、偶然典子を見かけた。後をつけると、向かった先はお墓だった。
墓で会った典子の友人から、典子が拝んでいたのが恋人の墓であること、信州で事故死したこと、赤いスポーツカーが原因だったことを聞いた。
すでに小五郎から男の所在を聞いた典子は、きっと恋人の復讐をするはず。
コナンは急いで男の居場所へ。途中で、典子の死んだ恋人が大切にしていた、シャコバサボテンを取りに向かう。

みどころ

#シャコバサボテン

本編のとおり、冬場に開花することから海外では「クリスマス・カクタス」と呼ばれるサボテン。
典子の恋人だった山口達男が、大切に育てていた植物です。
犯行が行われようとしているまさにその瞬間、コナンくんが鉢を抱えて登場。サボテンの解説を始めます。
かなり間抜けな説得交渉でしたが、大好きだった恋人の姿をサボテンに重ねた犯人は、すんでのところで犯行を思いとどまりました。

#ひとこと

殺人事件ではないし、サボテンの花も今一つ本編と絡まず、個人的にはうーんと思う回。
犯行に至った経緯を挿入歌を交えながら、割と丁寧に描いているのは、これまでになかった演出ですね。
確かに同情したくなります。恋人を死に追いやったカップルは、サイテーの奴らです。
ところで少年探偵団は水族館に行ったようですが、小学一年生だけで水族館に行くって。。。