名探偵コナン第28話「小五郎の同窓会殺人事件(後編)」のあらすじ・感想

どんな話?

小五郎の同窓会が開かれている温泉旅館で、元柔道部のマドンナ・由美が頭を銃で打ち抜いた状態で発見された。
検死の結果、由美が死亡したのはみんなが卓球をしていた午後3時ごろと判明。
当初自殺と考えられていたが、現場のある状況から、コナンは他殺であることを見抜いた。
小五郎と中道警部が事情聴取を進める中で、死亡推定時刻に生きている由美が目撃されていたことがわかった。
小五郎とコナンは、同窓会参加者の中に犯人がいると考え、それぞれアリバイを崩すため独自に調査を進めるが。。。

みどころ

#小五郎が解決

いつもはポンコツの小五郎が元刑事らしい専門知識を踏まえ、犯人のアリバイ工作を見事に見抜きます。
おそらく小五郎がきちんとした(?)探偵役として描かれた初めての作品。この回のコナンくんは、あくまで助手役です。
今回のポイントは、死亡推定時刻の偽装トリック。弁慶と卓球が、そのヒントになっています。

#柔道部

今回は推理ショーの演出がおもしろいです。犯行を告白する犯人に次々と組みかかる元柔道部員たちですが、いずれも投げ伏せられてしまいます。
最終的に小五郎へ組みかかった犯人は、逆に一本背負いで投げ飛ばされる、というラストです。
ここで前編では明らかにされなかった小五郎の実力が判明します。自称「米花大学の三四郎」とは伊達じゃなかったということですね。

#ひとこと

名探偵コナンでは「花火の音で銃声を隠す」というトリックがたびたび出てくるんですが、そんなにうまくかき消せるもんでしょうか・・・