名探偵コナン第27話「小五郎の同窓会殺人事件(前編)」のあらすじ・感想

どんな話?

小五郎の大学の柔道部の同窓会が、温泉旅館で開かれることになった。
広間で思い出話に花を咲かせた一同は、前回の同窓会のアルバムを見るうち卓球をすることに。
寝不足でパスした元マネージャの由美を除き、花火大会がはじまるまで卓球に興じた。
やがて花火大会の時間がくる。小五郎たちは場所取りに向かうが、途中由美を起こし忘れていることを思い出した蘭が、コナンを連れて旅館に戻った。
旅館には刑事の中道、高校教師の綾城とその妻が残っていた。結局、寝起きが悪いと評判の由美を残し、蘭たちは花火大会に向かう。
花火大会も終わり、夕食の時間になっても姿を見せない由美を心配し、全員で由美を起こしにいくことに。
部屋の明かりをつけると、そこには頭を銃で打ち抜かれ、壁にもたれかかった状態で死んでいる由美の姿があった。
すぐさま中道、小五郎が現場を保存し、由美の検死をはじめる。現場の状況や昼間の言動から、自殺の線で捜査を進めるが。。。

みどころ

#米花大学柔道部

小五郎が米花大学卒であること、そして柔道部だったことが明らかになります。
前編では練習をサボりがちだったというエピソードが紹介されました。蘭の空手は父親の影響だったのかもしれません。

#温泉旅館「弁慶」

前回(5年前)の同窓会でも利用したようです。外観からは少なくとも2階建て、廊下には大きな弁慶の立ち往生像があります。
露天風呂は混浴しかないようで、卓球場も備えています。
小五郎たちは特急電車で向かっているようで、背景は山並みが広がることから、箱根あたりが舞台かな、と推察しました。
ちなみに宿泊者は小五郎たち同窓会メンバーのみとのことです。外部犯の可能性を排除するための設定でしょうね。

前編・後編での分割は「豪華客船連続殺人事件」に次いで2回目。今回被害者はひとりのみで、前編は犯行が起きるまでの導入です。
後編は初の推理編と言える内容になっています。詳しくは、次のポストで。